タイトル 白川静さんに学ぶ 漢字がわかる コロナ時代の二字熟語
刊行日 2021年11月15日
著者 小山鉄郎
定価 1,300円+税
ISBN 978-4-8460-2095-8
Cコード 0081
ページ数 96
判型 四六
製本 上製

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内容
漢字の成り立ちの秘密

「逼迫(ひっぱく)」と「蝙蝠(こうもり)」は繫がっている!

「逼迫」の「逼」の「畐(ふく)」を含む「福」「富」「幅」「副」は「ふくらみ満ちるもの」の意味で繫がる漢字です。「逼迫」とは「丸くふくらんだもの」が迫るように、危難が身に迫ること。新型コロナウイルス感染症の感染源かとも言われる「蝙蝠」の「蝠(こうもり)」も飛ぶ姿が「横に広がっている」動物です。

【掲載熟語】

「感染」「免疫」「医薬」「逼迫」「救急」
「消毒」「密集」「五輪」「延期」「会合」
「自粛」「学校」「在宅」「勤務」「推進」
「都市」「罰則」「通知」「追加」「印章」
「禍中」など。
著者紹介
小山鉄郎(こやま・てつろう)
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹作品の解読や白川静博士の漢字学の紹介で、日本記者クラブ賞受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮文庫)、『白川静入門 真・狂・遊』(平凡社新書)、『村上春樹を読みつくす』(講談社現代新書)、『村上春樹を読む午後』(文藝春秋、共著)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『大変を生きる―日本の災害と文学』『文学はおいしい。』(作品社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』『白川静さんに学ぶ これが日本語』(論創社)など。
2009年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務めている。
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